Samsung Gear IconXは最強のランニング用イヤホンだった!

久しぶりにランニング用イヤホンを新調しました。新しく買ったのはサムスンのGear IconX。最近流行りの完全ワイヤレスのBluetoothイヤホンです。

数ある完全ワイヤレスタイプのイヤホンの中で、このGear IconXに注目してはいたのですが、実際に使ってみると期待を裏切らない素晴らしいモデルでした。正直、現時点で最強のランニング用イヤホンと言ってもいいんじゃないかというレベル。(あくまで個人の見解です)

ということで、このしろくま的最強ランニングイヤホン、Samsung Gear IconXをレビューします。

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なぜサムスンを選んだのか?

2017年は完全ワイヤレスイヤホン元年と呼ばれる程完全ワイヤレスイヤホンの市場が盛り上がり、各社こぞってこのタイプの商品を発売して来ました。

AppleのAirPodsを筆頭に、メジャーどころのSony、Bose、JBL、B&O から、Jaybird、Jabraなどスポーツ特化のメーカーまで、まさに百花繚乱といった感じです。

そんな中ぼくが選んだのは、かねてから目をつけていたサムスンのGear IconXという商品でした。

画像:Samsung公式サイトより
正直ぼくのなかではサムスンにあまりオーディオ機器のイメージはないし、今までサムスン製品を買ったことは一度もないです。普通に考えるとサムスンのモデルが選択肢に入ることはないのですが、このGear IconXを選んだのには大きな理由があります。

それは、唯一このGear IconXだけが本体に楽曲保存用のストレージを搭載しているという点です。つまり、スマホなどの再生機器からBluetoothで曲を飛ばすだけでなく、このイヤホン単体で音楽再生をすることもできるのです。

身軽にするためにできるだけスマホを持って走りたくないぼくにとってこの機能はかなりの魅力だったのです。

そんなわけで初めてサムスン製品に手を出すこととなりました。

Gear IconXをもろもろレビュー

ではもろもろ紹介して行きたいと思います。

開封&外観チェック

外箱はこんな感じ。本体のサイズから考えると結構デカいです。

フタを開けるとケースとイヤホン本体が出てきます。

下段には取説や付属品類が。

内容物一式。

イヤーチップとウイングチップはそれぞれS、M、Lの3サイズが付属しています。

USBケーブルと変換コネクタ。充電やPCとの接続に使うUSB端子はType Cですが、ケーブルがちゃんと付属しているのは地味に嬉しいです。

ところでこのUSB Type A(メス)⇔ Type Cと、Type A(メス)⇔ Micro-B の変換コネクタは一体何に使うのかよくわからなかったのですが、

この様にしてイヤホンとスマホを接続するのに使います(microの先がスマホ)。ちなみにイヤホンをスマホとUSB接続するのは、スマホ内の楽曲をイヤホンに転送する場合ですね。

ケースは卵型のコンパクトな形状。持ち運びにもじゃまにならないいいサイズ感です。表面はマットな質感でなかなか高級感もあります。

こんな感じで本体を収納します。

他の同タイプの製品と同様、このケースがバッテリーを内蔵していて、本体をケースに収納することで本体への充電が行われます。ケース内蔵のバッテリーはACアダプターからUSB経由で充電します。

ケースと本体への充電状態は、ケースについているLEDインジケーターで表示されます。

外部からケースへの充電状態は背面のLEDで表示。赤が充電中、緑が充電完了。

ケースから本体への充電は前面の2つのLED。(左右それぞれ)

なかなか直感的で分かりやすいインタフェースです。

操作系

本体にボタンはついておらず、再生系の操作は全てタッチパネルです。

再生・ポーズ、曲送り、曲戻し、ボリュームUp/Down等々、最低限の再生操作はタップで行える様になっています。

タッチパネル操作と聞くと反応の悪さや誤操作が心配でしたが、実際に使ってみるとレスポンスも良好でなかなか快適な使い心地でした。本体に小さなボタンが複数ついているよりもむしろ使い勝手はいいと感じました。

装着感

耳に着けたところはこんな感じ。

ランニング用途のイヤホンとなると装着感は命。音質や機能がどれだけすぐれていても、走行中に耳からポロポロ抜け落ちてしまうようでは使い物になりません。

かく言うぼくはかなり特殊な形状の耳腔の持ち主で、これまで購入したイヤホンが耳に合わずにすぐに売却という苦い経験を何度もして来ました。それだけに今回は事前に店頭で試着をさせてもらって入念に確認をしてから購入に踏み切りました。

それでも実際にランニングをするまで不安は拭えなかったのですが、結論を言うと、抜群の安定感でランニング中も何の不安もなく使用することができています。

耳にねじ込むイヤーチップと、耳の溝にはめ込むウイングチップがそれぞれ3サイズ用意されているので、それぞれ適切なサイズを組み合わせることで大概の耳にはフィットしてくれるのではないかと思います。実際ぼくもいくつかの組み合わせを試して、右耳はSサイズ+Sサイズ、左耳はMサイズ+Mサイズというパターンでいい具合にフィットしてくれました。

これまでランニングで数10時間は使ってきましたが、走っている最中に外れることはもちろん、緩んで手で押し込むようなことも一度もありません。

サイズは一見するとちょっと大きめにも見えますが、実際に着けてみると耳への収まりもよく、重量も7.5gとかなり軽いので、ランニング時も邪魔に感じることはなくとても快適につかえています。

バッテリー性能

カタログスペックによると、連続再生時間は

  • スタンドアロンモード(本体単独で再生):6時間
  • ストリーミングモード(スマホからBluetoothで再生):5時間

となっていて、普段使いや長時間のランニングでも十分な時間です。

イヤホンをケースへ収納すると自動的にケースから本体へ充電が行われ、10分の充電で1時間の使用が可能です。

バッテリー容量は、ケースが340mAh、イヤホン本体が左右各82mAhなので、ケースがフル充電の状態だと本体へ2回分充電できる計算になります。

余談ですが、この Gear IconX、実は2016年に前身のモデルが発売されていて、この時はBluetooth接続では1時間半程度しかバッテリーが持たないというスペックでした。正直これは使い物にならないレベルだったのですが、今回のニューモデルで弱点を見事に克服して来たのです。

音質

以前、別の商品のレビューの際にも書いたのですが、ぼくは音の違いが分からない男です。

なので低音がどうのとか音の抜けがどうのとか細かいことは言えないのですが、まあカジュアルに音楽を楽しむには十分な音質は出ているんじゃないかと思います。(少なくともぼくの耳には十分)

ランニング時の使用ではそれほど音質も求められないと思いますしね。

これ以上あまり言うこともないので、音質についてはこれくらいにしておきます。

スタンドアロンモード

この機種の最大の特徴と言ってもいいでしょう。

本体内蔵の4GBのストレージに音楽データを保存して、Bluetoothでスマホと接続しなくても本体だけで音楽を再生することができます。ストレージに保存できる曲は最大1000曲までとなっていますが正直十分でしょう。

本体への曲の転送は、PCからUSB接続して行います。(スマホがGalaxyの場合はスマホからUSB経由で転送することもできる様です。)

ちなみに冒頭に書いた通り、ぼくはほぼこの機能のためにGear IconXを買いました。

アンビエントモード

最近スポーツモデルのBluetoothイヤホンではちらほら搭載されている、いわゆる外音取り込み機能です。内蔵のマイクで拾った外音が音楽にMixされて聞こえるので、ランニング中でも周囲の音が聞こえて安全に音楽を聞くことができます。

モードのOn/Offはスマホアプリで切り替える他、本体のタップ操作(長押しタップでボイスメニューから起動)でも行えるので、スタンドアロンモードでもちゃんと使えます。

ちなみに、アンビエントモードにした時の音質はお世辞にもいいとは言えません。周囲の音で音楽は少なからず邪魔されますし、環境音のMixのしかたが結構不自然というか、かなり増幅されて聞こえてくる感じです。

この辺は安全のための機能として割り切って使うのがいいかと思います。

価格

価格は2018年1月時点で実売¥25,000程度。

Bose、Sony、JBLと言った名だたるオーディオブランドの完全ワイヤレスタイプのイヤホンと同程度の価格なので、オーディオ機器として考えると少し割高感は感じてしまいます。

が、Gear IconXにはストレージ内蔵で単体再生が可能という他の機種にはない機能があり、ランニング特化イヤホンとして大きな付加価値になっています。

この機能に魅力を感じる人にとってはこの価格はそれほど高くないのではないかなと思います。逆に音源はスマホだけで十分という人にはコスパはあまりよくないかも知れません。

その他主要スペック

  • 本体サイズ:約18.6 x 約21.8 x 約22.8mm
  • 重量:7.5g
  • ケースサイズ:約73.4 x 約44.1 x 約31mm
  • ケース重量:50g
  • ストレージ容量:4GB
  • 対応コーデック:SBC, Samsung Scalable codec
  • 対応Bluetoothプロファイル:HFP / A2DP / AVRCP
  • オーディオフォーマット(スタンドアロンモード):MP3, M4A, AAC, WAV, WMA(WMA v9)
  • 音声ガイダンス言語:英語, 中国語, スペイン語, ドイツ語, フランス語, 韓国語, イタリア語, ロシア語, 日本語
  • フィットネストラッキング機能

まとめ

繰り返しになりますが、最強のランニング用イヤホンと言っていい素晴らしい製品だと思います。

今まで、スマホをフリップベルトに入れてBluetoothイヤホンを着けたり、ネックバンド型のWalkman Wシリーズを使ったりして来ましたが、このサイズのイヤホンを両耳に突っ込むだけで音楽をお供にランニングができるのは本当に快適です。世界が変わるレベル。

価格は少々お高めですが、スマホを持たずに身軽に音楽を聞きながらランニングができるというところに価値を感じる人には、超オススメできるモデルです。