北海道の借りは北海道で返す!北海道マラソン 2016 レースレポート

国内で唯一8月に開催されるフルマラソンの大会、北海道マラソン。

北海道ということで涼しく快適に走れるレースをイメージする人もいるかも知れませんが、北の大地と言えど真夏の暑さは厳しく、5時間という市民ランナーにとっては厳し目の制限時間もあって、ランナーの間では国内屈指のタフなレースとして認識されています。

しかし「暑くなければ道マラ(北海道マラソンの略称)じゃない」と言って、道マラを愛して止まないフリークたちも多い人気の大会です。

今年はそんな北海道マラソンに挑んできました。

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北海道マラソンへの思い

実は、ぼくは北海道マラソンにちょっとした思い入れがあります。

4年前の2012年。ぼくは初めてのフルマラソン挑戦として北海道マラソンに出場しました。
結果は、28Kmの関門を時間内にクリアできずリタイア。
初めて収容バスに乗る屈辱を味わいました。

完走できなかった原因は単純に実力不足。
この年はスタート時点で既に気温が28℃という厳しいコンディションで、当時まだフルマラソンを走るのに十分なトレーニングができていなかったぼくには、最後まで走り切ることはできませんでした。

レースを終えた後ぼくは、「これからトレーニングを積んでフルマラソンが普通に完走できる力が着いたら、もう一度この北海道マラソンを走ろうと」心に決めました。

それから4年。フルマラソンは7回完走し、サブ4も3回達成しました。

次男が当時の長男と同じ2歳になり、家族みんなで飛行機で旅行に行ける状況になったということもあり、今年再び北海道マラソンに挑戦することに決めたのです。

レース前日・北海道マラソンEXPO

北海道へはレース前日の 8/27 土曜日に到着しました。

新千歳空港へは 14:30 ごろ到着。東京とはうって変わっていい天気です。

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空港から札幌まで電車で移動。

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札幌駅へは 15:30 ごろ到着しました。まずは大きな荷物から開放されるためホテルへ向かいます。

宿泊先は前回と同じホテル京阪。
札幌駅から徒歩5分程の場所にあり、マラソンのスタート地点へも10分程度で行ける好立地です。

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リーズナブルな値段ながら、朝食がおいしく、清潔感もあり、とてもいいホテルです。

チェックインを済ませて荷物を部屋に置いたら、受付をするためEXPOへ移動。

4年前に参加した時は札幌駅近くのホテルがEXPO会場だったのですが、今回はレースのスタート・ゴール地点と同じ札幌大通り公園が会場になっていました。

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協賛企業のブースも色々出展されていました。

SVOLME(今回の参加賞Tシャツのブランド)
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「スポーツもち」配布(おなかが空いてたのでその場で即食べちゃいました)
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ホテルへ帰る途中にあったスポーツショップも道マラ応援モード。テンションが上がります。

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夕食は札幌のラーメンでカーボローディング。

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ホテルに戻り、この日は子どもと一緒に22時前には就寝しました。

レース当日・スタート前

レース当日は5時に起床。
家族を起こさないようにゴソゴソと準備を始めます。

例年、北海道マラソン前日は宿泊客のほどんどがマラソン参加者とのことで、ホテルの朝食は通常より早く6時にオープンでした。

このホテルはトリップアドバイザーの「朝食のおいしいホテルランキング」にランクインしているだけあり、バイキング形式のとても充実した朝食が食べられます。
ご飯メインの和食メニューをチョイスしてしっかりお腹を満たすことができました。(写真撮るの忘れた…)

準備を済ませたら、7:30 ごろホテルを出発。
ホテルからスタート地点へは徒歩で行けるので、着替えとトイレを全て済ませた状態で会場へ向かうことができ本当に楽チンでした。これは遠征ならではですね。

レースの様子

スタート地点へは、スタート30分前の8時半にスタンバイ。
ビルの谷間で日陰になっているので涼しいくらいでした。

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心拍数も平常。いい感じでリラックスできていました。

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スタート時点の気温は18℃。
4年前と比べるとかなり低いですが、予想最高気温は27℃とのことでレース後半はかなり厳しい暑さになることを覚悟しておいたほうが良さそうです。

今回の目標タイムは「なし」。
完走すること、楽しんで走ることだけを目標に、あえてタイムにはこだわらず気楽に走ることに決めていました。

9時ちょうどに号砲がなり、いよいよ北海道マラソンリベンジのスタートです!

快調な序盤

序盤は気温の低さも手伝って、5:30/Km くらいのペースで気持よく走っていきます。

大通公園から南下し、再び札幌駅へ戻ってくるのが10Km地点付近。
その先で宿泊先のホテルのすぐ近くを通過するのですが、ここで家族が応援してくれることになっていました。

応援ポイント少し手前辺りから沿道寄りを目を凝らしながら走り、無事家族を発見!
家族3人とハイタッチをしてエネルギー充電完了です。

試練の新川通

ここまでは札幌の市街地を走るコースでしたが、北海道大学沿いを北上し新川通りに入ると、ここからは広大な直線道路を延々と走ることになります。
このエリアは周りに遮るものがないため、直射日光がランナーの体力を奪っていきます。北海道マラソンは札幌市街地を抜けてからが本番と言われる所以です。

実際走ってみて感じたのは照りつける日差しの強さ。多少気温が上がっても、東京都比べると湿度が低いはずなのでそれほど辛くはないと踏んでいたのですが、緯度が高いせいか東京よりも日差しで肌がジリジリと痛む感じがしました。

19Km付近から往復で約13Km続く新川通りの直線はまさに試練でした。
暑さに耐えながら、遥か先まで続く一本道をひたすら走り続ける。あと何キロでこの直線が終わるか何て考えたら負け。淡々と歩を進めるのみです。

中間地点を2時間ジャストで通過し「このペースをキープできればひょっとして4時間切れるかも?うふふ」何て楽観的なことを考えていられたのもわずかの間。25Km地点を前にしてみるみる足が動かなくなってしまいました。
ここから先は歩きこそしないものの、給水所の度に足を止めてストレッチを繰り返す苦しい走りになっていきます。

力をくれた沿道の声援

そんな中力をくれたのが、沿道から声援を送ってくれたギャラリーやボランティアスタッフの皆さんです。
特に新川通の往路で、復路側の給水所から「待ってるよー」と大きな声をかけてくれたボランティアの皆さんには本当に励まされました。

思えば前回のレース、同じように「待ってるよ」と声をかけてくれたボランティアの皆さんに手を降った後、彼らのところにたどり着くことができなかったことがとても悔しかったことを思い出しました。

折り返した後の復路はさらにキツく厳しい旅路でしたが、さっき声をかけてくれた人たちのところへ行こうという思いで足を止めずに走って行きました。
そして前回の通過できなかった 28Km 関門を通過。しかし残り距離を考えると気が遠くなりそうになります。

この辺りへ来ると近隣の方(?)が出してくれている私設エイドがところどころに表れ、ランナーを助けてくれます。
ぼくも何箇所かで補給をさせてもらいました。途中でもらったコーラは死ぬほどウマかったなー。

念願のリベンジ達成へ

30Kmを過ぎるころには、もはや4時間切りなど夢のまた夢という状況になっていましたが、このまま足を止められなければ完走は間違いなさそう。

つらいですが、給水所ごとに水を頭と首と太ももにかけ何とか走り続けます。途中コールドスプレーを借りて痛む太ももにかけたりしましたが何も効きゃしません。

正直30Km〜40Km手前辺りのことはあまり覚えていないのですが、北海道大学の入り口を入ったところで急に我に返りました。「前回辿りつけなかった北大までようやく来たんだ!」
ここで少し気力を取り戻すことができた気がします。

いつもは、ラスト5Kmはペースを上げて気持よくごぼう抜きするのが信条なのですが、この日はその余力はありませんでした。
抜くよりも抜かれる人のほうが多い状態でしたが、何とか気力で走り抜き4時間16分01秒(ネット)でフィニッシュゲートをくぐることができました。

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4年越しの北海道マラソンリベンジ達成です!!!

レースを終えて

今シーズン3時間30分切りを目指す中で、今回のタイムは決していい記録ではなかったですが、最初にも書いた通り今回はあえてタイムのことは考えず走ったので(いや、途中少し考えたか…)そこはまったく不満はありません。

最大の目標だった完走を果たし、4年前のリベンジを達成できたことが自分の中ではとても大きな喜びです。

もう一つの目標だった、楽しんで走ることについてはどうだったか?これも合格です。
走っている間は辛かったです。今までのレースで一番キツかったかも知れません。でもゴールした時の気分は最高でした。この苦しさこそが北海道マラソン何だと思えました。
苦しさも含めて北海道マラソンを楽しめたんじゃないかと思います。

思い入れのあるレースだったせいか、何か感傷的なまとめになってしまいましたが、北海道マラソン最高でした!

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