ミズノの「F.O.R.M」でランニングフォームを採点してもらおう!

最近は市民ランナーのレベルが上がってきていて、エリートランナーでなくてもランニングフォームを意識してトレーニングをしている人は多いのではないでしょうか。正しいフォームで走ることは、タイムの向上や怪我の防止にもつながりますし、何より美しいフォームで走っている人はカッコいいですよね。

ぼく自身も素人ランナーなりによいフォームを模索しながら日々練習をしていますが、なかなか自分のフォームを客観的に評価するのは難しいもの。そこでかねてより気になっていたランニングフォーム診断サービスでフォームのチェックをしてもらって来ました。

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利用したのはミズノの「F.O.R.M」

今回利用したのは、スポーツメーカーのミズノが提供しているランニングフォーム診断サービスの「F.O.R.M」です。

トレッドミルで何分か走りデータを計測。それを元に分析した結果の説明やアドバイスをフィードバックしてもらえる、というものです。

似たような計測サービスでは、アシックスのFOOT IDというものがありますが、FOOT IDが足の形状やプロネーションといった割と静的なデータ計測であるのに対して、F.O.R.Mは全身のフォームを分析してその結果を点数という形で数値化してくれるというのが大きな特徴です。

まずはWebで予約

F.O.R.Mで診断を受けるには事前に予約が必要です。予約はWebサイトから行えます。

計測を実施している場所は以下の4箇所です。(2015年2月時点)

  • 北海道(北海道立総合体育センター)
  • 東京(エスポートミズノ)
  • 大阪(淀屋橋ミズノ本店)
  • 熊本(熊本県民総合運動公園)

ちょっと場所が限られていますが、近くに実施店舗がある人はラッキーですね。

コースには

  • ベーシックコース:所要時間30分、\3000+税
  • プレミアムコース:所要時間60分、\6000+税

の2つがあります。プレミアムコースでは通常の計測・診断結果の提供に加えて、

  • 専門のコーチからマンツーマンでアドバイスを受けられる
  • アドバイス後に再度フォームを計測し確認することができる

という点が異なります。

今回ぼくが利用したのはベーシックコースです。

注)予約は早めに

F.O.R.Mは実施日時が限定されていて、また予約も結構先まで埋まっていることが多い様です。今回は東京のエスポートミズノで申し込みをしましたが約1ヶ月先の予約しか取ることが出来ませんでした。

希望の日時がある場合は早めにサイトをチェックして予約をしておくことをおすすめします。

当日の様子

それでは当日の様子を順を追って紹介したいと思います。

お店へ向かう

まず店舗情報。

エスポートミズノ <ミズノ東京店>
〒101-0052 東京都千代田区神田小川町3-1
電話:03-3233-7000
営業時間:11:00~20:00
[交通アクセス]
●JR中央線・総武線「御茶ノ水駅」より徒歩8分
●東京メトロ千代田線「新御茶ノ水駅」都営地下鉄新宿線「小川町駅」B5出口より徒歩4分
●東京メトロ丸の内線「淡路町駅」A2・A4出口より徒歩5分
●東京メトロ半蔵門線 都営地下鉄三田線・新宿線「神保町駅」A5出口より徒歩6分

当日必要な持ち物は

  • 履きなれたランニングシューズ
  • 動きやすい服装
  • タオル

です。お店には予約時間の約15分前にご来店下さいとのことなのでご注意下さい。

店までは家からの乗り継ぎの都合上、JR神田駅で降りて歩きましたが15分くらいかかりました。結構遠かったです。上記の最寄り駅のいずれかを利用するのが無難なようです。

というわけで店に到着しました。

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F.O.R.Mを実施しているのは店舗の2階になります。エスカレーターで2階に上がると正面にF.O.R.Mのポスターが貼ってあります。ふむふむ。

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早めに着いたので少し店内を見ながら時間をつぶし、予約時間の15分前にスタッフに声をかけてF.O.R.Mを予約している旨を告げました。するとすぐにフォーム計測のコーナーへ案内されました。

計測コーナーはフロアの一角にあります。というかエスカレータを降りてすぐのところにあるので、「あ、ここね。」と思いながら一度通り過ぎた場所です。

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ここにはトレッドミルと、計測のための装置(ライトやカメラ)、その奥にスタッフと計測を受ける人が話をするためのスペース、更衣室があります。このスペースは個室になっていたり特に仕切りがあったりするわけではないので、計測中の様子は売り場にいる人たちからは丸見えです。恥ずかしがりやの方はご注意下さい。

計測開始

中に入ると、まず一枚の用紙を渡されるので自分に関する内容を記入していきます。

聞かれる内容は、身長・体重等の身体データから、ランニング暦、過去のレース経験・記録、走行距離、現在ケガや痛みのある部位、等々です。ここで計測の歳にトレッドミルで走るスピードもスタッフの方と話して決めるので、トレッドミルの走りに不安がある方も心配要りません。

記入が終わったら奥の更衣室で着替えをします。着用するのは持参した上下ウェアとシューズですが、上半身は自分のウェアの上に計測専用の長袖の上着を着用します。伸縮性のある薄手のものですが、重ね着をするとやはりかさばるので用意するウェアは薄手のものがよいと思います。

着替えが終わったら、ウェアの上から計測用のマーカー(小さい球体)を取り付けます。上半身は専用のウェアに直接、下半身は腰や膝辺りにバンドを巻いてその上に取り付けました。関節など主要な可動部分にマーカーを設置しその部分の軌跡をトレースすることで、フォームの分析をするということの様です。

準備ができたらいよいよ計測開始です。トレッドミルになれていないことを伝えると(こちらから伝えなくても多分聞いてくれます)、歩きのスピードから徐々に慣らしてスピードを上げてくれます。走っている間は横から専用のカメラで撮影がされています。スピードを固定して5分ほど走ったら計測終了です。

結果説明

着替えを終えて席に着くと、印刷された診断結果シートが用意されていました。

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このシートと撮影された動画を見ながらスタッフの方が診断結果の説明をしてくれます。結果の説明だけでなくこちらからの質問にも答えてくれますので、色々聞いてみるのがよいと思います。

説明が一通り終わったら、結果シートを受け取って終了となります。

診断結果内容の紹介

それでは実際にどんな診断結果が出てくるのか、内容を紹介します。

例として今回のぼくの結果を晒します。

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計測結果

総合的な計測結果として

  • Safety(身体への負担)
  • Posture(ランニング姿勢)
  • Relax(リラックス)
  • Ride(乗り込み)
  • Swing(脚の動き)

の5項目に点数が付けられ、さらにRunning Scoreとしてこれらを総合評価した点数が算出されます。また、点数と合わせて改善のためのワンポイントアドバイスが記載されています。

ちなみに今回のぼくの点数は71.2でした。平均が大体70点くらいとのことなので可もなく不可もなくといったところですかね。正直もう少し行けるだろうと踏んでいたのですが。。。

中身を見ると、体の左右のブレは少なく体への負担は軽いが、体重移動や着地の仕方に課題があるということがわかります。

結果アドバイス

上記の結果で点数の低かった項目を元に、フォームアドバイスとトレーニングアドバイスが提案されます。

ぼくの場合はRideの点数が低いことから、股関節の柔軟性を上げることで正しい着地位置をコントロールできるようになる点と、股関節の可動域を上げるためのトレーニング方法が記載されていました。

計即時のフォームチェック

計測時の画像(静止画)と理想的なフォームの画像が並べられ、どの辺に問題があるのかを比較できる様になっています。

実際にこの部分の解説のときには、先ほど撮影した動画を見ながら説明をしてもらえます。動画は体につけたマーカーがハイライトされるようになっていて、各部位の軌道(まっすぐ出ていない、どちらかに片寄っている等)がよくわかりました。

練習量とフルマラソンタイム

計測したランニングフォーム、月間走行距離、計測時のスピードなどから、フルマラソンの予測ベストタイムを算出してくれます。(フルマラソンの完走経験がない場合のみ)

まあこれは参考程度ですかね。

ランニングその他情報

足のつま先向き、着地のタイプ、体幹軸の傾き、ピッチ、ストライド、蹴り上げ時のブレ量グラフ、等の計測値です。

ここでちょっと気づいたのが、ピッチが普段走っている時よりも少し遅くなっていたことです。通常は平均で185くらいのなのでちょっとストライド気味になってしまっていた様です。トレッドミルになれていないせいかも。

足の状態とお勧めシューズ

月間走行距離、ベストタイム、着地パターン、プロネーションなどから、お勧めのシューズを提案してくれます。もちろんミズノ製品のみです。

脚のブレとお勧めアイテム

こちらはおすすめのタイツ、サポーター類の紹介です。

ちょうど今ミズノのBG5000を使っているのですが、もう少しサポートの軽いタイプでも良さそうです。

診断を受けてみての感想

良かった点

何と言っても自分のフォームを計測した結果がスコアとして表れるというのはとても面白いと思いました。ランニングフォームは「必ずこれが正解」というのはないのではないかと個人的には思っていますが、数値として見えることで

  • しばらくトレーニングした後に再計測してレベルアップを確認できる
  • 5項目の数値を比較して相対的に自分の弱い部分を知ることができる

といったメリットがありそうです。

また時間は限られていますが、専門スタッフからマンツーマンでアドバイスがもらえるというのも、普段はあまりできないことなのでよいポイントかなと思います。

改善希望!な点

一つは計測時の撮影が片側の側面からのみだったという点です。これだと動きの左右差などは正しく分析できないのではないかと思いました。(実際に左右差について聞いてみたところ、この画像だとはっきりとは分からないが…という感じの答えでした。)

それと、問題点の指摘はたくさん得られるのですが、それに対してどうしていけばいいのかという情報が少ないと感じました。分析結果を元に、その人に合わせたトレーニング方法などまで提案してもらえると更によいです。
→ あ、そのためにプレミアムコースがあるのか。

まとめ

トータルで見ると、これだけ色々なデータが得られて、スタッフの方からアドバイスももらえて、\3000(+税)という価格の価値は十分にあると思いました。

普段からフォームを気にして練習している方は、一度利用してみてはいかがでしょうか。

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