最高だった横浜マラソン 2016 を振り返る

2016年3月13日。
今年で第2回となる「横浜マラソン2016」に出場してきました。

昨年の第1回大会から、「参加費が高い」「ポンタカード強制入会」「距離が足らず非公認」といったネガティブな話題の多い大会でしたが、実際走ってみたらそんな話は忘れてしまう様な素晴らしい大会でした。

記録も上々で、個人的にはかなり記憶に残るレースになりました。

というわけで横浜マラソン 2016 のレースレビューです。

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横浜マラソンEXPO(事前受付)

横浜マラソンは参加者25000人レベルのマンモス大会ということもあり、他のメジャーな都市型レースと同様に「EXPO」と題したランナーの事前受付を兼ねたイベントが開催されます。

「横浜マラソンEXPO2016」は、ランナー受付日である3月11日(金)~12日(土)の2日間、スタート・ゴール地点であるパシフィコ横浜・展示ホール(みなとみらい地区)にて開催いたします。
スポーツ、健康などに関連した企業ブースのほか、地元横浜の名店や、大会オフィシャルグッズ販売など、「する、観る、支える」すべての人が楽しめるのが「横浜マラソンEXPO」の特徴です。
地元の特色を最大限生かし、本番を迎えるランナーにとっても、応援する家族も、そしてそれを支えるスタッフも“大会をもっと楽しめる”市民の皆さんが集まる一大イベントとして盛大に開催されます。

EXPOはレース前々日・前日の 3/11(金)・3/12(土)にパシフィコ横浜で開催され、ランナーはこのいずれかにEXPOへ赴きゼッケンを受け取る必要があります。
レース前日の土曜日はあいにく一日予定が入ってしまっていたため(長男の卒園式)、金曜日の夜仕事後にEXPOへ行ってきました。

ド定時にそそくさと職場を後にし電車で横浜方面へ。横浜駅でみなとみらい線へ乗り換え、最寄りのみなとみらい駅からパシフィコ横浜へ向かいます。駅の改札から会場まではところどころにボランティアスタッフが配置されていて誘導をしてくれていました。

入り口は一般用とランナー受付用に分かれていて、中で合流しています。

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ランナー受付の入り口を入ったら、まずゼッケンの引き換えと参加賞Tシャツの受け取りをします。ゼッケン引き換えの窓口の前には、折返して列を作るための広いスペースが用意してありましたが、この時間は列はほとんどできておらず窓口まで直行でした。

土曜の日中だとこのスペースも人で埋まるのかも知れません。

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今年の参加賞Tシャツ。(後日撮影)
昨年と同じく紺と白のストライプのデザインで横浜を連想させます。ぼくはかなり好きです。これなら普段の練習や他のレースの時にも着れそう。

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受付エリアを抜けると一般来場者と合流して、オフィシャル展示ゾーン → 公式スポンサー出展ゾーン → 一般出展ゾーンと進みます。

オフィシャル展示ゾーンでは今回の完走メダルも展示されていました。
明日は完走してこのメダルをゲットするぞ!
(ガラスケース越しに撮影したのでイマイチな写真)

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公式スポンサー出展ゾーンでは、各スポンサー企業が体験型イベントやSNS連動型のいろいろなPRイベントを行っていました。

内心、東京マラソンEXPOの様にランナーだけがもらえる試供品や特典盛りだくさんのウハウハイベントを期待していのですが、そこまでのものではなくちょっと寂しい感じでした。
まあ東京マラソンはスポンサー企業のお金のかけ方も半端ないでしょうから、あれと比較するのはちょっと酷かも知れないですね。
土曜の部だと会場の盛り上がりももっといい感じかも知れません。

会場からの帰りは、レース当日の道順確認も兼ねて横浜駅まで徒歩で戻ってみました。
ぼくは神奈川出身で学生のころはよく横浜へ来ていたのですが、みなとみらい近辺はここ数年ですっかり様変わりしてしまっていて、いろいろ新鮮でした。

レース前日(家庭的には重要な日)

前述のとおり、レース前日は朝から息子の幼稚園卒園式。
子供の成長した姿を見て目頭が熱くなったりしながらも、頭の片隅でレースのことを考えてしまって落ち着かないダメな父親でした(反省)。

卒園式の後も、そのまま謝恩会にでかけた妻の代わりに二人の子供の世話。
できるだけ体力を使わない遊びでお茶を濁し、早めに食事と風呂を済ませて19:30くらいには二人を寝かしつけてmission complete!

その後長めの半身浴で気分をリラックスさせ、自分も21:30過ぎには床につきました。

レース当日

起床・朝食

当日は余裕を持って4:30に起床。
大概レースの前日は早めに布団に入っても寝られないことが多いのですが、今回は十分寝ることができたのですっきり目が冷めました。

軽いストレッチなどで体を動かした後、5:00 くらいから朝食。
朝食は昨年の湘南国際マラソンとほぼ同じ定番メニュー。(写真撮り忘れた)

  • ひじきの炊き込みご飯(モチ入り)
  • 味噌汁
  • 納豆
  • 温野菜
  • カステラ
  • オレンジジュース

レース当日朝の最大の課題であるトイレ(大)ですが、この日は食べ始める前から既に便意が来ていて、朝食直後に一発クリア。これは何とも幸先がいい!

その後、荷物の最終チェックをしてからもう少しだけストレッチをして、6時少し前くらいに家を出発しました。

会場へ向かう

最寄り駅から電車に乗り、6:20に横浜駅へ到着。ここから徒歩でパシフィコ横浜へ向かいます。

横浜マラソンでは、受け取ったゼッケンの袋に「当日の推奨利用駅」(みなとみらい駅・横浜駅・桜木町駅)が記載されています。ぼくは横浜駅が指定されていました。おそらく自宅駅からのルートによって駅が振り分けられているのでしょう。

ルートの途中にある日産のショールームはこの時間から開館し、ランナー向けに着替えスペースやトイレを提供してくれていました。あまり混雑もしていなかったので、パシフィコに着く前にここで準備を済ませてしまうのもいいかも知れません。

まだ陽も登りきらない空の下をランナー達がぞろぞろ歩いて行きます。この光景はなかなか気が引き締まります。

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途中、新高島の駅でトイレに寄り、パシフィコ横浜へは7時前くらいに到着しました。

現地は展示ホールが一棟まるごと広大な手荷物預けエリアになっていました。中に更衣室も用意されていましたが、上着を脱いでテーピングをする程度なので建物内の端の方の空いたスペースで早々に準備を済ませ、7:20 くらいには手荷物預けを完了しました。(手荷物預け終了は7:30)

手荷物預けエリアからスタートエリアへ向かう途中にはトイレエリアがあり、ここには450基のトイレが設置されています。

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女性用/大用の混雑状況は確認できなかったのですが、男性の小用に関しては各基に4、5人が並んでいる程度で、数分程度待っただけで用をたすことができました。(7:30過ぎくらいの時点)

トイレを済ませたらいよいよスタート地点へと進みます。

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Aブロックのエリアまでは上の図の様にE、D、Cブロックの脇を抜けて行くことになるのですが、この通路がかなり狭く渋滞ができてしまっていました。Aブロックのエリアに着くまで10分くらいかかったでしょうか。
エリアの前の方を確保したい方はかなり余裕を持ってスタートエリアに向かうことをお勧めします。

いよいよスタート!

無事にスタート地点へ到着し、8:00 を過ぎるとスタートセレモニーが始まりました。
横浜市長、神奈川県知事、大会アンバサダーらの挨拶が終わると、8:25 に車いすの部がスタートし、9:30にいよいよフルマラソンの部がスタートです!

レース内容

今回の目標タイムは、今シーズンの最終目標として来た3時間40分切り。悪くても昨年の東京マラソンで出した自己ベスト(3時間48分25秒)更新は絶対目標です。
ちょっときついかも知れないですが、序盤から5:10/Kmペースをキープするプランで行くことにしました。

ネガティブスプリットを信条としているぼくですが、自分的には結構背伸びをしたペース設置絵なのでさすがに今回はそう簡単には行かないだろうと覚悟の上で望みます。

快調に飛ばした序盤

横浜マラソンは、Aブロックに少々遅めのランナーまで含まれている(自分もその一人)ため、Aブロックスタートでもそこそこ渋滞が発生していました。
そのため、最初の2Kmは 5:30、5:21 と思うようなペースで走ることができませんでしたが、その先からは道も空き始め、5:10/Kmを切るペースを刻み始めることができました。

みなとみらい地区から赤レンガ倉庫、山下公園といった辺りは見慣れた風景で、テンションも上がります。とくに横浜スタジアムは学生時代に野球観戦(ベイスターズファンです)やバイトに通った思い出の場所。ちょっと感慨にふけりながら走り抜けました。

山下公園を抜けると埠頭エリアに入り応援もさみしくなります。10Km付近からは高速の高架下に入りましたが、道幅が広く天井も高いため思っていた様な閉鎖感はありませんでした。路面の舗装も新しくフラットだったこともあり、むしろかなり気分よく走れた様に思います。

ここまでの走りは快調そのもの。5:10/Kmを切るペースを順調に刻んで行きました。
ただ、今までフルマラソンはおろか30キロ走でも走り切ったことのないペースのため、いつ限界がくるんだろうという不安を感じながらの走りでした。

ラップタイム

  • 〜 5Km : 26:26 (5:17/Km)
  • 〜 10Km : 25:27 (5:05/Km)
  • 〜 15Km : 25:37 (5:07/Km)

南部市場を折り返し首都高速へ

ところどころに現れる応援パフォーマンスに励まされながら単調な道を走り、折り返し地点の横浜南部市場へ。ここでは沿道の応援も一気に増えて再び気分が盛り上がります。たくさんの人の声援に背中を押されて、後半戦に入ります。

折り返し地点から少し走ると、いよいよ横浜マラソン最大の目玉、首都高速にやってきました。料金所をくぐって上り坂を一気に駆け上がると目の前の景色が一気に開けます。
周りに遮る建物がなく、はるか先まで続く道が見渡せる風景は圧巻でした。走る前は「首都高なんて別に…」と思っていましたが、これは一度は体験しておいて損はないですね。

しかしそんな感動を覚えたのもつかの間。断続的に続くアップダウンが脚にこたえ始めます。25Km過ぎから徐々にペースが落ち始め、5:10/Kmを切るのが厳しくなって来ました。

27Kmを過ぎた三渓園の先の左カーブでは、バンクで走りのバランスを崩してしまい右足首に痛みが出始めましたが、バンクのゆるい一番外側を走ってなんとかしのぎました。

30Km地点を通過し本牧埠頭を折り返すと長かった首都高がようやく終了。レースもついに終盤戦に突入です。

ラップタイム

  • 〜 20Km : 25:38 (5:07/Km)
  • 〜 25Km : 25:55 (5:11/Km)
  • 〜 30Km : 26:13 (5:14/Km)

首都高はとにかく体力を奪われました。走っている時は何でこんなにキツいのか分かりませんでしたが、レース後にランナーのインタビューやrunnetのレビューなどを見たら、風がかなりきつかったという話をいくつか目にしました。自分ではあまり感じなかったのですが、どうやら風に体力を奪われていた様です。

試練の終盤戦

首都高がきついというのはよく話題になっていることですが、ぼくはレース前から本当にきついのは首都高を降りた後だと思っていました。

頑張って首都高を走り切ってかなり体力を消耗している。そして首都高を乗り切った安心感で緊張の糸が途切れる。でもそこはまだ30キロ過ぎ。通常「壁」と言われる区間がこの状態から始まるんです。多分今までのレースで一番きつい状況になるだろうと思っていました。

まさにその通りでした。

首都高の出口の坂を下りきると一気に脚が動かなくなりました。
5:20〜5:30くらいのラップも出始めます。

加えて、このへんは応援も寂しい。
シンボルタワーを折り返して山下公園へ戻るまでは試練の走りが続きます。

太ももからふくらはぎまでガチガチに張っているのが分かり、思うように脚が進みません。
息も上がり始め、時々息がうまく吸えなくなるという、今まで経験したことのない状態に陥りました。これにはかなり焦りましたが、ランスマで見た「息をおもいっきり吐くと自然と吸える」というのを思い出してやってみたところ、楽になりました。

そこからは、声を出しながら何度も大きく息を吐いて走り続けました。はた目にはかなりみっともない走りだったと思いますが、そこから少しペースが持ち直し 5:10 くらいに戻すことができました。

予想通り、今までのレースで一番きつかったと思います。

ラップタイム

  • 〜 35Km : 27:15 (5:27/Km)
  • 〜 40Km : 26:22 (5:16/Km)

最後は本当にウイニングランだった

横浜マラソンEXPOに展示されていたコース紹介のパネルに「ラスト3Kmはウイニングラン。レースはマイナス3Kmのつもりで考えよう。」と書かれていました。

これもその通りでした。

山下公園にだどり着くと沿道の観客が一気に増え、道の両側から大声援。
脚の痛みも吹っ飛び、再びペースが上がります。

残り3Kmは何かよく覚えていません。すごい声援の中を走ったのは覚えていますが、きつかったのか楽だったのかよく分からない感じです。でもたぶん苦しかったと思います。

パシフィコ横浜前の角を曲がると目の前に海が広がり、とうとうフィニッシュ!

手元の時計を見ると、3:40:11 でした。

「え?11秒??」

正直、30キロ過ぎてペースがガタ落ちした辺りで 3:40 はあきらめていて、その後残り時間からペースを計算することなんてできない状態だったので、こんなきわどいタイムだとは思っていませんでした。

しばらくは、11秒くらい何とか削れたんじゃないかという思いもありましたが、まあ今回は完全に出しきったんじゃないかと思います。何より自己ベストを8分以上更新できたのでこれ以上ない結果です。

ということで横浜マラソン 2016、ものすごくきつかったけど、最高の結果で終えることができました。

ラップタイム

  • 〜 42.195Km : 11:18 (5:09/Km)

トータルタイム(ネット)

  • 3時間40分11秒 ★自己ベスト更新

レース後

フィニッシュ後は、完走メダル・ドリンク・完走記念タオルを受け取り、パシフィコ横浜の展示ホールに戻って預けた荷物を受け取ります。

かなり体が冷えていたので、暖房の効いた建物内で快適に着替えができるのは本当にありがたいです。この辺は都市型大規模レースならではですね。

着替え後は、応援に来てくれていた家族と臨港パークの待ち合わせエリアで合流しました。
ゴール付近に、ランナーと応援に来た人が待ち合わせできるスペースが用意されているのはすごくいいですね。

レース後は中華街で打ち上げ!と行きたいところでしたが、散々待たされた次男(2歳)が既にぐずり始めていたので早々に駅へ向かい、帰りにすき家で牛丼を買って家でみんなで食べました。まあこんなアフターもたまにはいいでしょう。

子供たちにはパパの走る姿を見てもらうことができ、長男(6歳)は「パパカッコ良かった!」と言ってくれました。

横浜マラソン、最高のレースでした!!

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