画像:garmin.com
ラスベガスで開催されていた CES 2018 で、Garmin Forerunner(ForeAthlete の海外版名称)のニューモデルが発表されました。
Forerunner 645 / 645 Music です。
型番からすると、630の後継のハイエンドモデルということになりますね。
今回の目玉機能は何と音楽再生!
個人的には待ち望んでいた機能で、ついに来たかと言う感じです。
それ以外にも色々アップデートがある様なので、現行機種との比較も交えつつニューモデルの機能紹介をします。
参考サイト
まずは参考サイトを一通り。
公式動画
Garmin公式動画4本。
製品コンセプトを紹介したPV。
マニュアル的動画。一通りの機能が分かります。
音楽再生機能の紹介。
Garmin Pay(NFC決済機能)の使い方。
Garmin公式サイト
Forerunner特設サイト
https://explore.garmin.com/en-US/forerunner/
Forerunner 645製品ページ
細かいスペックなどはこちら。
DC Rainmaker
おなじみ、DC Rainmaker さんのレビューです。
今回は軽めの Hands-on Review。よりディープな In-depth Review は後日公開予定だそうですが、この記事で十分詳しいです。
レビュー動画もあります。
Forerunner 645の仕様をレビュー
今回の Forerunner 645。正確には、音楽再生機能を搭載した Forerunner 645 Music と、音楽再生機能のない Forerunner 645 の2つのモデルがあります。
価格は、645 Music が $449.99、無印の 645 が $ 399.99。
$50 の価格差ということになります。
カラバリは 645 Music と 645 それぞれ2種類の展開。
Forerunner 645 Music
Forerunner 645
ForeAthlete 230, 235 の時は、海外モデルと日本向けモデルでは違うカラバリ展開になっていたので、今回も日本版は違うカラーで発売、ということもあるかも知れません。
材質は、画面部が強化ガラス(23x、935 と同じ)、ベゼル部はステンレス製になっています。外観的にはFenix 5Sやvivoactive 3に近い感じですね。
主な新機能は2つ。
音楽再生機能(* Forerunner 645 Musicのみ)
冒頭ですでに触れていますが、一番の目玉は音楽再生機能でしょう。
時計本体の内蔵ストレージに保存した音楽ファイルを再生し、Bluetooth イヤホンに飛ばして音楽を聞くことができます。つまり、この Forerunner があればもう音楽再生のためにスマホを持って走る必要がないのです。
ランニングにはできるだけスマホを持ちたくない派のぼくには、これは待ち望んだ機能。Forerunner 645 Music と、軽量なワイヤレスイヤホンがあれば、超快適なミュージックランニングライフが待っています。
(645 Music があれば、すでに購入してしまったこのイヤホンは不要というのはヒミツ。)
NFC決済機能(Garmin Pay)
2つ目はNFC決済機能のGarmin Pay。
本体に内蔵したNFCチップにクレジットカードの情報を記録し、店頭での決済ができるというものです。Apple PayやAndroid Payの様なものですが、店舗側の決済システムがGarmin Payに対応している必要があり、これが日本でどこまで使えるようになるかは現時点では未知数です。
ランニング中にコンビニで飲み物を買う時などに時計1つで決済ができたら財布もカードも持つ必要がなく本当に便利ですが、これが日本で実用レベルになるかという点については個人的にはあまり期待しないで起きます。
その他機能
その他
- ランニングダイナミクスの測定(別途 Running Dynamics Pod、HRM-Run 等が必要)
- Firstbeatと連動したトレーニングステータスの測定
- スマホ連動機能(Smart Notification 等)
- ConnectIQ
など、従来機種が搭載している機能は基本的に全て搭載しています。
特筆すべきは、最上位機種のForeRunner 935(ForeAthlete 935)に搭載されていた機能が 600番台のこの機種にもほぼ搭載されている点です。
こちらは機種ごとの機能比較表。(クリックで拡大)
645 は 935 とほぼ遜色ない機能を搭載していることが分かります。省略されているのはAuto Multisports とバイク・スイミング関連の機能くらいなので、特にトライアスロンをやるわけでもないぼくの様な普通のランナーには十分であることがわかります。
主要スペック
最後に主要スペック。現行機種との比較の形で表にしました。(横スクロールします)
ポイントは色付きの部分。
Forerunner 645 Music | Forerunner 645 | ForeAthlete 935 | ForeAthlete 235J | |
---|---|---|---|---|
重量 | 42.2g | 41.8 g | 49g | 42g |
サイズ | 42.5 x 42.5 x 13.5 mm | 42.5 x 42.5 x 13.5 mm | 47 x 47 x 13.9mm | 45 x 45 x 11.7mm |
画面解像度 | 240 x 240 ピクセル | 240 x 240 ピクセル | 240 x 240 ピクセル | 215 x 180 ピクセル |
画面サイズ | 直径 30.4 mm | 直径 30.4 mm | 直径 30.4 mm | 直径 31.1 mm |
バッテリー持続時間 | スマートウォッチモード:最大7日
GPSモード(音楽再生時):最大5時間 |
スマートウォッチモード:最大7日
GPSモード:最大12時間 |
スマートウォッチモード:最大2週間
GPSモード:最大24時間 UltraTrac™ モード:最大60時間(HR計Mオフ) |
スマートウォッチモード:最大2週間
GPSモード:最大11時間 |
等級 | 5 ATM | 5 ATM | 5 ATM | 5 ATM |
カラーディスプレイ | ||||
タッチスクリーン | − | − | − | − |
光学心拍計 | ||||
加速度センサー | ||||
電子コンパス/ 気圧高度計 |
− | |||
温度センサー | ||||
WiFi | − |
重量は935よりも大幅に軽く235とほぼ同等。これは935と比較した時の大きなアドバンテージです。MusicありはMusicなしと比べて厚みや重量が増すのかと思いましたが、サイズは全く同じで重量もほとんど同じでした。
画面サイズが235よりも小さいので表示が見にくくなるのかと思いきや、画面サイズ・解像度は935と同じ。表示性能が変わらず本体がコンパクトになっているということなので、これも935から進化している点といえます。
バッテリーライフは935だけでなく235と比べても機能ダウンです。ただ個人的には、通常モードで7日、ラン時12時間(音楽再生しても5時間)持てば十分です。ウルトラやる人には12時間は心もとないですかね。
その他は935とほぼ等々で、ハイエンドモデルとして十分なスペックと言えるでしょう。
Garmin のニューモデル Forerunner 645 の仕様レビューでした。
個人的には待ちに待った音楽再生機能を搭載ということで、早くも 935 からの買い替えを考え初めてしまっています。スマホを持たずに身軽に音楽を聞きながら走りたい人にとっては超魅力的な機種なんじゃないでしょうか。
日本での発売はまだ未定ですが、続報を楽しみに待ちたいと思います!
コメント
これは欲しい!
ああさん
コメントありがとうございます!
音楽を聞くランナーにはかなり魅力的ですよね。
日本でも早く発売されて欲しいですね。